子どもを叩いてしまったことがある




僕は息子に手を上げたことはありません。これは僕の育児で、誇りに思っている部分です。

でも福祉の仕事をしていた時代、まだ僕が新人の頃。子どもを注意する時に、頭をはたく癖があったんですよ。これ、やめようやめようって思ってもなかなかやめられないんです。反射的に手がでちゃう。

自分が担当する児童がいたんですね。初めて受け持つコだったし、超可愛かったんですよ。それで、その子も僕のことを大好きになってくれた。僕が帰る時はギャン泣きするし、僕が出勤すると体全体で喜びを表現してくれるような。

でもある時、ちょっとしたことで反射的にその子の頭をはたいてしまった。その時、その子が驚いたような、怖がるような表情で僕を見たんです。

僕がしたことは暴力だ。

「ごめん」

すぐに謝ったけど、いけないって思ってても、その気持ちを飛び越えて反射的に手が出てしまう。。自分が嫌になって心底落ち込みました。

それ以来、2度と利用者に手をあげることはなくなりました。

言葉で伝える。言葉で伝わらない場合はジェスチャーや表情で。それでも伝わらない場合は他の方法で。

手を上げない。

その後10年以上福祉の仕事をしていく上で、基本ではあるものの超大事なスキルでした。そして現在父として育児をする上で、根幹となる姿勢になっています。

僕は直接的にはこの出来事があって、頭をはたく癖を無くすことができました。そしてその後、福祉の現場で場数を踏むことや、他職員とのやりとり、DV支援講座やCAPでの学び、読書を通して、手をあげないことを確固たる自分の姿勢として固めていくことができました。

時には手をあげる熱血指導も必要。それも愛情だ。みたいな暴力を部分的に肯定する風潮って、日本人には根強いんじゃないかと思います。そこに巻き込まれない為には、しっかり学習して自分が納得するところまで落とし込む必要があります。

森田ゆりさんという方が書いている「しつけと体罰」という本がとても学びになりました。こちらの本については下の記事で詳しく書いているので、是非参考にしてみて下さい。

子どもを叩かないために

簡単に子どもの頭をはたいちゃう親御さん、たまに見るんですよね。行動が暴力的だから、言動もきつめだったりする。子どもは怖くて何も言い返せない。頭をはたいちゃう癖って僕も感覚的にわかるんですよね。だからこそ、育児の引き出しを広げるためにも、この本はおススメです。

子どもを叩かないで育児をする、というのがもっと当たり前になるといいな。

叩かないしつけを広めるためには? 体罰をみんなで考えるネットワーク冬のつどいより

 

 




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