物心つく前に母は離婚していた為、自分に父親がいないということは当たり前のことでしたが、1つお父さんがいないというのを強く感じたエピソードがあります。

僕の育った町は下町で、皆よく銭湯に行っていました。家にお風呂があるんだけど、風呂が物置化してたりww
お風呂が狭かったりという住宅事情もあるんでしょう。

うちはお風呂があったのですが、母子家庭だったので、自治体から「入浴券」という銭湯タダ券が大量に貰えたんです。

なので僕もよく銭湯にいっていました。銭湯に友達と行くのが好きだったんです。

銭湯に行くと、仲良しの友達がお父さんと一緒に来ることがよくありました。
銭湯って皆で横並びでシャンプーしたり、体を洗ったりするじゃないですか。
で、友達はお父さんに体を洗ってもらうんです。
僕はもちろん一人で体を洗っている。

何度か同じシチュエーションを繰り返すと、
「次はコエド君洗ってやるからな。ちょっと待っててな」とか、
「じゃあ今日はコエド君から洗うぞ~」とか。

やべ、涙出そうになってきたw

そういうのが何度かあると、今度はお風呂でその友達一家に会った時、自分で自分の体を洗って良いものかどうしようか迷ってくるんですw 僕が自分で洗ってしまったら友達のお父さんに気を使わせてしまうし、かといって洗ってもらうの待ってる風だとあつかましいしwww 

超いい人ですよね。あったかいですよね。
でもそれと同時に気を使われている感じもしましたけどねw
僕に気を使わせないよう、当たり前のように声を掛けてくれてるのもすごくわかりましたし。

僕が一番「片親」ということを感じたのはその場面。
友達のお父さんの気遣いや優しさに触れた時なんですよ。




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