このドラマもとっても良かったですね。ダイキとナナが子どもを授からないで終わるというのが、とてもよかったです。

子どもを持つことだけが、夫婦の在り方じゃないっていうのが、このドラマの大きなメッセージだったんじゃないかな。最初は妊活のドラマだと聞いて観始めたので、最後は妊娠して子どもが産まれて~、みたいな終わり方をすると思っていたのですが、良い意味で裏切られました。

コーポラティブハウスの人達は一見ごく普通の家庭なのですが、やっぱりそれぞれ事情があって、不妊治療で悩んでいたり、子どもを持つことを望んでいないカップルであったり、ゲイカップルだったり、幸せを装った愛情が通っていない夫婦だったり。

それぞれの家庭にドラマがあってよかったです。

今回僕が凄く印象に残ったのが、高橋メアリージュンさん。
子どもを持つことを望まないチヒロという女性の役でした。しかし話が進むにつれ、子どもの頃に親から虐待されていた過去があることがわかります。チヒロは子どもを持つことを望んでいなかったのですが、彼氏の息子であるリョウタと一緒に暮らすことになるんです。

リョウタには悔やんでも悔やみきれない過去がありました。それは亡くなってしまったお母さんに対し、死ぬ直前、「(お母さんなんて)もういらない」って言ってしまったこと。

でもチヒロはそんなリョウタとしっかり向き合い、「寂しさの裏返しで出た言葉をお母さんが信じるわけないじゃん!」って言うんです。本当はどうだったかなんて誰にもわからない。チヒロの言ってることはもしかしたら外れてるかもしれない。

でもリョウタの悩みと真剣に向き合い、借り物の言葉でなく、自分の言葉でリョウタに気持ちを伝えるチヒロの大人としての姿がとてもカッコよかったです。「バカヤロー!」とかいって引っぱたいてたらあのカッコよさはでないです。叩かないで、きちんとリョウタと向き合うからこそ、大人のカッコよさが出るんです。この二人の関係性で良いなって思ったのは、最後まで「母と息子」みたいな関係性にはならず、あくまで「チヒロとリョウタ」という関係性でいたところ。

このドラマは「色んな家族のかたちがある」っていう多様性をテーマにしています。冒頭に書いた「子どもを持つことだけが夫婦の在り方じゃない」というメッセージもありましたが、「ママハハと子どもは、母と子どもにならなくたっていい」というメッセージも感じました。

チヒロのカッコよさを表現しきった高橋メアリージュンさん、素晴らしいっすね!

 

また良いドラマを一つ見れて、僕は幸せです。

参考サイト

隣の家族は青く見える公式サイト




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